いちじくのイロハ

いちじく

甘くて柔らかくて、本当に美味しいですよね。

でもご存知ですか?
いちじくとして食べている実の部分は、いちじくの花の一部なんだそうです。そして実として食べている部分の内側に、小さな花が咲くんだそうですよ。
ちょっとした豆知識ですね!

ところで恥ずかしながら、私は大人になって、ちょっとオシャレなレストランで出されたデザートとしてのいちじくが、はじめてのいちじく体験でした。
それまで八百屋などで見かけたことはありましたが、地味な色合いに食指が動かなかったことと、味がよくわからなかったので敬遠しておりました。

実際に食べるまでいちじくについて持っている知識といえば、
「アダムとイブの絵画に登場する葉っぱ*」ということと
「無花果、と書いていちじく」というクイズ的な知識のみでした。

*アダムとイブの身体を隠す植物としていちじくの葉が描かれています

そんな私ですので、いちじくの木を見たとき「なんて素敵な葉っぱなのか!」とちょっと感動いたしましたよ。

 農園ですくすく成長中のいちじく

そんなもの知らずな私ですが、お酒が大好き!です。
量はそれほど飲めませんが、ナンダカンダ理由をつけてはカンパーイしております。
ワインと焼酎をまぜこぜにして飲んで、次の日には「二度と飲むものか」と後悔する・・・

いちじくにはこんなお酒好きな私にぴーったりな栄養がたっぷり詰まった果実なんですよ。

カリウム
お酒を飲むときには当然おつまみも一緒にいただきます。
ちょっと味が濃かったり、塩っ辛いようなものが美味しくてお酒に合うしでどんどんと食べて飲みます。
カリウムは塩分を体から排出するはたらきがあります。塩気の多いものを食べすぎたり、高血圧気味のかたにおすすめです。

フィシン(酵素)
タンパク質分解酵素の一種であるフィシンは、消化を促進するはたらきがあります。お酒を飲んだあとに摂取することで二日酔いになりにくくなります。

ペクチン
ペクチンは水溶性の食物繊維です。整腸作用があり、下痢や便秘などの腸の不調を改善するはたらきがあります。

豊富なミネラル分
カルシウムや鉄分などもバランスよく含まれていますので、貧血でお悩みの方やイライラ防止にもいかがでしょうか。

さて古い絵画に登場することからもわかるように、イチジクは昔から人々に愛されてきました。
地中海沿岸に起源をもち、中国を経て江戸時代に日本に伝わりました。
上記のとおり各種の効能があることから、まずは薬として広まったようですが、たちまち甘い実を持つ美味しい果実として広まったそうです。

お酒で数々の失敗を持つ私、、、もっと早くその存在を知りたかったなと思いつつ
またただでさえ美味しいいちじくを、農薬を使わず皮ごとたっぷり食べられるいちじくを手間暇かけて育ててくださるいのうえ農園さんに、本当に感謝したいと思います!

↓ハウスのなかでで大切に大切に育てられているいちじく。早く大きくな~れ~!

福岡ブランドいちじく

とよみつひめ

なおこちらのとよみつひめは7月末頃から販売を予定しておりますが、
生育状況によっては遅れる場合もございます。
また贈答用として日時指定をされる場合は、8月10日頃からご指定いただけます。