働き者!のミツバチさん

突然ですが蜂に刺されたこと、ありますか?
わたしはあります!

子どもの頃、みかん狩りにいった際に刺されてしまい、号泣しました。それ以来、蜂が怖くなってしまいましたが、いまでは蜂も怖いから刺したんだよね、と考えられる大人になりました(^_-)-☆ 

ちなみにトレッキングなどをする際には、黒い服装だとハチに刺されやすいため、なるべく蜂を刺激しない白っぽい服装をオススメいたします(一緒に山歩きした人が全身黒で決めていて、刺されてしまいました)。
また蜂を見かけたら驚かさないよう、刺激しないよう落ち着いて行動しましょう!

日本に生息する蜂の種類

ところで蜂ってひとくくりにしていますが、日本には何種類くらいの蜂が生息しているのかな。ふと好奇心からインターネットで検索すると・・・

ハバチ科、ミツバチ科、ケブカハナバチ科、アリバチ科・・・、はてしなく続く分類名。
しかも「科」だけではなく「群」や「亜目」など枝分かれしていてとても数えられず、あまりの多様さに驚いてしまいました!

そんななか誰もが知っているお馴染みの蜂にはミツバチがいますね。このミツバチはあわせて9種類いてセイヨウミツバチとトウヨウミツバチに分けられるそうです。ちなみにニホンミツバチはトウヨウミツバチに属しています。

ミツバチの役割

ところでミツバチというとすぐに”蜂蜜”が思い浮かびます。蜂がせっせせっせと集めた蜂蜜、とっても美味しいですよね!
そのほかミツバチは「受粉」という大切なお仕事をしてくれています。ミツバチが花から花を飛び回って受粉することで美味しいイチゴやメロン、ナスなどの果物や野菜などが育ちます。小学生のころに学んだ理科をだんだんと思い出してきましたよ。

もちろん蝶なども受粉をしてくれますが、我が家の小さな小さなコンテナガーデンのブロッコリーの葉っぱを青虫さんにバリバリ食べられた苦~い思い出があります。もちろん農家さんにとってはかなりの厄介者だと思われます。

さてずいぶん前のこと、いちご農家さんにお邪魔した際にハウスにいた蜂は、セイヨウイツバチの1種類「イタリアン」とのことでした。
以前ゴーヤを育てるのに綿棒でチョイチョイッと花をなでて受粉させたことがありますが、いちご農家さんがいちごの花すべてにするのは大変な労力。それを代わってやってくれる蜂はとてもありがたい存在だそうです。ミツバチは必要に応じて購入したり、借りたりするそうですよ。イタリアからやってきて美味しいイチゴを育ててくれる蜂には、敬意を込めて「チャオ!」とあいさつしておきました。

そんなありがたい存在のミツバチですが、世界中で数が減ってきているそうです。しかもまだ原因が特定されていないとのこと。美味しい蜂蜜のため、苺やメロンのため、なんとか減少が食い止められればいいのですが。原因究明が待たれます。

産地の旬の美味しいハチミツ

ところで産地の旬で販売しているハチミツは、「対馬産」と「佐賀県産」があります。どちらもニホンミツバチが自然豊かな山間を飛び回り、自然に咲く樹々や花から採れた蜂蜜ですよ。

私は佐賀産の蜂蜜を毎朝トーストに塗って食べています。複雑な風味とコクがあってとっても美味しいので、ひとり時間の楽しみとしてこっそり食べています。

▼左:佐賀県のミカンハチミツ 右:バターのうえからトロリと垂らしたところ

お客様からの感想

お客様から感想ももらったのでご紹介しますね!

80代男性

一般的なハチミツに比べて固めでしっかりしている。普通とは違う複雑な味わいで美味しい。
風邪予防のために毎日スプーン1杯ずつ食べている。

20代女性
みかんはちみつが美味しいです!
紅茶に入れたり、ヨーグルトに入れたりして食べています。
最後にふわっとみかんの香りがして、とても癒されます。

【ミツバチの贈物】みかんはちみつ【佐賀県産】

一口メモ「セイヨウミツバチとニホンミツバチのちがい」

セイヨウミツバチはオーストラリアなどで古くから養蜂に用いられており、飼育がしやすいように改良されています。蜜も1か所から一気に集めます。一方、ニホンミツバチは日本に古くからいる小さなミツバチです。気温やまわりの環境に左右されやすく、巣からはなれてしまうことがあり飼いにくいそうです。1か所の蜜ではなく、花から花へ飛び回って蜜を集めます。

こうした蜜の集め方のちがいなどから、セイヨウミツバチのハチミツは甘みや香りが強いハチミツです。ニホンミツバチのハチミツは、色々な花の蜜がブレンドされた風味とコクのある複雑な味わいとなります。また季節や年ごとに味わいも変わるそうですよ!