お米について
お米の着替え
私たち消費者がスーパーなどで目にするお米は真っ白できれいなお米ですよね。これはお米が収穫された後、下図のように加工されることで色が白く変わっていくんです。
同じ品種でも加工の段階によって色に違いが出て、まるでお米が洋服を着替えているかのようですね!
① | 田んぼから収穫したイネは脱穀といって、稲穂から外して「モミ」という実だけにします。 このモミは、そのままで食べるには硬すぎるため、精米加工をして外側の固い部分を削り取ります。 この時、どのくらい削るかによってお米の色が変わるんです。 |
② | モミの固い部分を取り除いたものが「玄米」になります。 “はい”(お米の芽のもと)や“ぬか”がついているので色も茶色のままです。 この“ぬか”がビタミンやミネラル、食物繊維をたくさん持っています。 玄米は白米にはない栄養素を多く持つため、人気が高まってきているんですよ。 |
③ | 玄米から“はい”と“ぬか”を取ったものが、いつも目にする「白米」です。 窪んだ部分はもともと“はい”がついていた部分です。 白米についている“はだぬか”は、水で洗い落します。 |
④ | お米を研がなくてもいいように“はだぬか”まで取り除いたものを「無洗米」といいます。 文字通り、洗わなくてもすぐに炊ける便利なお米です。 |
①田んぼから収穫したイネは脱穀といって、稲穂から外して「モミ」という実だけにします。
このモミは、そのままで食べるには硬すぎるため、精米加工をして外側の固い部分を削り取ります。
この時、どのくらい削るかによってお米の色が変わるんです。
②モミの固い部分を取り除いたものが「玄米」になります。
”はい”(お米の芽のもと)や”ぬか”がついているので色も茶色のままです。
この”ぬか”がビタミンやミネラル、食物繊維をたくさん持っています。
玄米は白米にはない栄養素を多く持つため、人気が高まってきているんですよ。
③玄米から“はい”と“ぬか”を取ったものが、いつも目にする「白米」です。
窪んだ部分はもともと“はい”がついていた部分です。
白米についている“はだぬか”は、水で洗い落します。
④お米を研がなくてもいいように“はだぬか”まで取り除いたものを「無洗米」といいます。
文字通り、洗わなくてもすぐに炊ける便利なお米です。
お米の種類と栄養
「産地の旬」では福岡・糸島の美しい自然のなか、できるだけ農薬を使わず大切に育てられた白米、玄米、雑穀米、古代米(黒米・赤米)を販売しています。
お米の栄養
玄米や雑穀米などは食物繊維が多く含まれていることからダイエット向きといわれていますが、カロリーに関しては白米とそれほど差がありません。シンプルな白米は和食・洋食どんなおかずとも相性がよいですよね。
自分の好みや体調に合ったお米選びをしてみてください!
玄米や古代米などは健康や美容に気を付けている方に、特に人気があります。
それぞれ味や見た目、栄養もさまざまですので、ライフスタイルや体調管理、時々の気分に合わせてお選びください。
また白米に黒米や赤米を混ぜて炊くと栄養バランスがアップし、色どりも鮮やかになりますので、いつもの食卓がさらに華やかになりますよ!
お米の分類
お米は日本全国で、その土地の気候や風土に合った品種が育てられ、何百もの種類があります。そのお米の種類は様々な角度からの分類がされています。
特徴的なお米
古代米…赤米や黒米のことを指します。栄養が豊富なため、最近注目されています。
香り米…強い香りを持つ種類のお米のことです。ポップコーンのように香ばしい香りがします。
お米は種類ごとに、味も見た目も、含まれる栄養も違います。
この古代米・香り米は特に目立った特徴を持つお米で、豊富な栄養素が魅力です。
デンプン成分による分類
うるち米
一般的に食べられているお米のことで、もち米よりもあっさりしています。
もち米
アミロース(お米の粘り具合を左右する成分)が全く含まれない、おもちのように粘り気のあるお米のことです。
イネによる分類
ジャポニカ米
日本型のお米。私たちが普段よく口にするお米です。粘り気が強く、日本でのお米の生産の大半を占めています。
インディカ米
インド型のお米。粘り気は弱めですが、世界的生産量を見てみると、ジャポニカ米よりも多いんですよ。
ジャバニカ米
ジャワ型のお米。ジャワ島やインドネシアなどの東南アジアに加えて、イタリア・ブラジルなどでも生産されています。